スポンサーリンク

消毒用アルコールと類似品の見極め方。ポイントは「医薬品、医薬部外品」とエタノール濃度。

風邪・ウイルス対策
スポンサーリンク

最近のコロナウイルスのパンデミックでドラッグストアや薬局で消毒用アルコールの品薄・欠品が続いています。一般用の手指消毒液で国内のシェア約5割を誇る健栄製薬(手ピカジェル)の製品も店頭ではほとんど見なくなりました。

その代わりに店頭やネットでよく見かけるようになったので消毒用アルコールではなくハンドジェルやアルコール洗浄ジェルと呼ばれる製品です(便宜上、類似品とします)。消毒用アルコールが品薄状態の中、これらの商品はAmazonや楽天でも購入することができます。

では消毒用アルコールとこれらの類似品は何が違うのでしょうか?そして見分けるポイントはどこなのか?わかりやすく解説します。

医薬品・医薬部外品なのか

まず消毒用アルコールは第3類医薬品に分類されます。また、手ピカジェルなどの手指消毒剤は医薬部外品に分類されます。そして、消毒効果が確認されており、製品名や効果・効能に「消毒」と記載できるものは医薬品か医薬部外品のみです。

そのため、化粧品などとして申請・販売されている製品では消毒の効果が確認されているわけではありません。そのため、製品名も「消毒」という言葉は使用せず、「洗浄」や「除菌」という言葉を使用します。「洗浄」や「除菌」は明確に菌を減らす効果の検証が不要なため、どんな菌をどの程度減らせるのかという規定はありません(ウイルスも同様)。

一般的にハンドジェルなどの名称で販売されているものは医薬品や医薬部外品ではなく化粧品として登録・販売されているものが多いです。

医薬品や医薬部外品は濃度や成分を変更する場合は規制当局の承認が必要ですが、化粧品の場合は社内基準を守っていればよいので、いつでも変更が可能になります。この点も医薬品や医薬部外品が信頼できる要因の1つです。

ちなみに、医薬部外品と似た名前の指定医薬部外品というものもあります。指定医薬部外品は2009年の薬事法改正に伴い医薬品から移行した医薬部外品のことを指します。

エタノール濃度も大切

含有する成分も重要です。コロナウイルスの消毒にはエタノール濃度70%以上が推奨されています。当然、医薬品や医薬部外品の消毒剤はエタノール70%以上(76.9~81.4vol%)です。化粧品や雑品として販売されている除菌剤はエタノール濃度が70%未満の製品や、濃度の記載がない製品も多くみられます。エタノール濃度が低い場合は菌やウイルスを不活化する効果がない、もしくは弱いです。ただし、医薬品や医薬部外品として販売していなくてもエタノール濃度が70%以上の製品も多く販売されています。この場合、消毒効果はエタノール濃度に依存するため、相応の消毒効果が見込めます。(ただし不純物の影響はわかりません)

コメント

タイトルとURLをコピーしました