【ガス温水式パネルヒーター】レビュー！新築一軒家におすすめの家全体を温める暖房

この記事では、ガス温水式パネルヒーターを実際に１０年以上使っている私が『特徴』『使用感』『メリット、デメリット』について徹底的にレビューします。

• ガス温水式のパネルヒーターって実際に使ってみてどう？
• ガス温水式パネルヒーターのメリットやデメリットは？
• ガス温水式パネルヒーターって本当に暖かいの？
• ガス温水式パネルヒーターはどんな人におすすめ？

こんな疑問はありませんか？

結論からいうと、ガス温水式パネルヒーターは冬でも快適！子どもやペットがいても安全で最高です！

ガス温水式のパネルヒーターが気になっている方、ガス温水式パネルヒーターをつけようと思っている方はぜひ読んでみてください。

ガス温水式パネルヒーターとは、ガスで温めた温水を使って部屋を暖める暖房器具

冬でも温かく快適に過ごしたい！そんな希望を叶える暖房器具の1つが『ガス温水式パネルヒーター』です。

ガス温水式パネルヒーターは、家の各部屋に設置したパネルヒーターにガスで温めた温水を流して部屋を暖める暖房器具です。

『ガス温水式パネルヒーター』を購入(設置)した理由

新居を建てる時にガス温水式パネルヒーターをつけました。

我が家が暖房をガス温水式パネルヒーターにした理由はたくさんあるのですが、とくに気にしたポイントが３つあります。

音がしずかで快適

とにかく音がしなくて静かなところに魅力を感じました。

音楽を聴くときもテレビを見る時も、寝る時も暖房の音を気にせずに過ごせるのは暮らしやすだろうなーと思ったからです。

実際に使っていても、触ってみないとスイッチが入っているのかわからないほど全く音がしません。

ホコリ、ペットの毛が舞わない

ガス温水式パネルヒーターは、風が起きないのでホコリが舞いません。

我が家は子どもたちが小さかったので、アレルギーやハウスダストも気になり、ほこりが舞わない点も魅力でした。

また、ペットを飼っていたので、風で抜け毛がまうのを防げるというメリットも惹かれました。

ふく射式で家全体が暖かい

ふく射式は温風式と違い、赤外線で部屋ごと暖めます。だから部屋全体が均一に温まるんです。

ふく射式は、暖かい空気が上にたまって、足元が寒いということがないので、冷え性には嬉しいです。

ガス温水式パネルヒーターの設置費用は一般的な家庭で100万円くらい

パネルヒーターは、部屋の大きさや窓の大きさに合わせてサイスが選べます。

サイズによって値段が違いますが、我が家は全部で10枚設置しています。

１０枚設置して総額は、100万円くらいです。

ガス温水式パネルヒーターの使い方

我が家ではガス温水式パネルヒーターをこんな風に使っています！

冬の寒い時期になったらスイッチオン！

夏場には使わないので、秋から冬がスイッチを入れる時期です。

寒くて朝起きられない、家で厚着をしても「寒い」と感じるようになったら「そろそろ暖房いれようか～」とスイッチを入れます。

１度入れると「ぬくぬく感」が幸せで、やめられないんですよね～！

うちには、夏用にクーラーもあるので試しにクーラーの温風を試したこともあるのですが、やはり風が当たるところしか暖かくならないので、家族に不評でした。そのため、すぐにガス温水式パネルヒーターに切り替えました。

基本的には、つけっぱなしで利用

我が家は、フルタイムの共働きの時代から猫がいたので、基本的にはつけっぱなしで使っています。

以前は、夜は寝る前に設定温度を下げて、次の日の朝に温度を上げたりしていましたが、今は一定の温度でつけたままにしています。

タイマー機能

毎日つけるほどでもない秋や春の寒い時には、寒くなる夕方や朝だけタイマー機能を使うこともあります。

フルタイムの共働きで誰も家にいない時間が長い場合は、タイマーで仕事に行く時間にオフ、仕事から帰ってくる頃に温かくなっているようにオンにしてもいいですが、暖まるまでに時間もお金もかかるのでオススメはしません。

野菜や果物を置いておきたい時は玄関だけ設定を下げる

冬でも実家から野菜をもらうことが多く、冷蔵庫に入りきらない時には玄関の設定を手動で調整して、野菜保管場所としてわざと寒くすることもあります。

家中暖かいのと、外や物置に置くと凍ってしまうので我が家ではそうしています。

くるくる回して数字を小さくするだけなので簡単に調整できます。

当然ですが玄関に出た時にすごく寒いのでオススメはしません。

長時間の外出は『お出かけモード』

「おでかけ」と書いている場所をタップするだけでオン・オフが変えられます。

朝早くから夜まで長時間外出する時や、泊りで出かける時には「お出かけモード」のスイッチを入れてでかけます。

ちょっと低めの温度で保ってくれるので、スイッチを入れたり切ったりするよりは、省エネできるのでおすすめですよ。

ガス温水式パネルヒーターを使って感じたメリット・デメリット

ガス温水式パネルヒーターのメリットをまとめました。

とても素晴らしいガス温水式パネルヒーターですが、残念ながらデメリットもあるので一緒にまとめていきます。

下の表をクリックすると好きなところから読めます。

メリット①家のどこにいても暖かい

温風式と違い、赤外線で部屋ごと均一に暖めてくれるので、どこにいってもポカポカ。

居間は暖かいんだけど、子ども部屋に行くと寒い…なんてこともありません。

冬場に多いヒートショックも防げるので、高齢の家族がいても安心です。

上の方が暖かくて、足元が寒いということもないので快適に過ごせますよ。

メリット②火を使わないので安全・ヤケドの心配もない

ストーブなどのように火を使ったり、高温になることがないので火事やヤケドの危険性が低いです。

小さいお子さんやペットがいる家庭には、安全なのでおすすめできます。

メリット③音やにおいがない

暖房をつけていても全く音がしません。

もちろん、においもないので、においに敏感な方やわんちゃんを飼っている方にもおすすめです。

アロマが好きな方も、香りが混ざらないのでいいかのしれません。

メリット④乾燥しない

空気を乾燥させないので、ずっとつけていてものどが痛くなったり、肌がカサカサになったりする心配がありません。

でも、暖かいので洗濯ものはよく乾きます。

メリット⑤ホコリやペットの毛が舞わない

喘息やアレルギーの方は、ほこりも気になりますよね。

ガス温水式パネルヒーターは、風がでないのでホコリが舞ったり、ペットの抜け毛が舞うのも防げます。

我が家は長毛の猫を飼っていましたが、毛が舞って気になるということが本当にありませんでした。

メリット⑥薄くて、デザインもおしゃれ

一戸建てを建てる時には、見た目やデザイン性も重要なポイントです。

パネルヒーターは薄型なので場所を取らず、見た目も家の雰囲気を邪魔しないデザインのものが多いです。

メリット⑦結露を防ぐのでカビが生えない

結露もしないのでカビの発生を防げます。

カビは喘息や家の痛みの原因になるので、健康面でも安心です。

デメリット①暖まるのに時間がかかる

暖まるまでに時間がかかります。

そのため、すぐに暖かくしたい時には不向きです。

デメリット②掃除がしずらい

パネルヒーターの外側はすぐに拭けますが、内側にたまったホコリの掃除がしずらいのがデメリットです。

私は100均のホコリとりでたまに掃除していますが、探してみると専用のお掃除棒も売っていました！

別売りですが、専用のお掃除棒があれば掃除の手間も問題ありません。
あまり気にならない方は、私と同じく100均でもいいと思います。

掃除後はこんな感じです。

デメリット③断熱性能が低い家は暖房費がかかる

断熱性の低い家は暖めても暖めても熱が逃げてしまうので、その分、暖房費がかかります。

断熱性の低い住宅には、ガス温水式パネルヒーターはおすすめできません。

ガス温水式パネルヒーターを10年使った感想

新築にガス温水式パネルヒーターを設置してから10年たちました。

ハッキリ言って暖房をガス温水式パネルヒーターにして良かったと思っています！

10年経った今も故障したこともなく満足しています。

暖かくて快適！

使ってみて１番感じるのは、やっぱり暖かくて快適ということ！！

家から出ない日は、外がどんなに大雪で吹雪いていても家の暖かさに変化がありませんし、

太陽の光のような優しい温まり方がすごく癒されます。

音なし、においなし、風なし、ヤケドの心配もなし！

今の家に引っ越す前は、アパートだったので暖房がストーブでした。

子どもが2人とも小さかったのでストーブの周りにガードをつけていたのですが、それでも心配でした。

でもガス温水式パネルヒーターは、音なし、においなし、風なし、やけどの心配もなし！だから、小さい子どもがいてもドキドキせずに過ごせたのが大きなメリットです！

夏の使っていない時期と冬の使っている時期で変化がありません。

手袋・帽子・靴を干すのに便利！

実は、雪遊びや雪かきのシーズンには、雪で濡れた手袋や帽子を干せるのが助かる！

これはストーブでは絶対にできない方法ですが、パネルヒーターの上に乾かしたいものを置いておくことができます。

こんなふうに手袋や帽子など小さいものなら何でも乾かせます。

私は、子どもの上靴もパネルヒーターに乗せて乾かしていますよ。

後悔していること

ものすごーく便利で快適に過ごせるガス温水式パネルヒーターなのですが、後悔していることが1つだけあります。それは、タオル掛けハンガーの位置です。

我が家は、このように洗面台の後ろに設置しています。

タオルをかけると通路がすごく狭くなるので、もっと人が通ることを計算しておけば良かった…と後悔しています。

これから設置を考えている方は、しっかり幅を確認してください。

とはいえ、他に後悔していることはありませんし、性能にはかなり満足しています！

ガス温水式パネルヒーター口コミは？

今回はガス温水式パネルヒーターを使っている方の口コミも調べてみました。

自宅がセントラルヒーティングです。

新築時に施工しましたが、100万円はかからなかったと思います。

廊下を含む家中が暖かくなり、とても快適です。

各部屋でストーブをつけるよりも燃料費も少なくて済みますし、火災の心配も減ります。

ヒーターパネルに洗濯物をかけて乾燥させることもでき、とても重宝しています。

王国口コミ辞典 何でも知恵袋より引用

火を使わないので、危なくない。どの部屋もまんべんなく暖かい。デメリットは、ずっと暖房を入れておかないと、寒くなって入れてもなかなか温まらない。

王国口コミ辞典 何でも知恵袋より引用

家全体が暖まることと安全なことがメリットで、すぐに暖まらないところがデメリットと感じる人が多いようです。

ガス温水式パネルヒーターはこんな人におすすめ

外から帰ってきてすぐポカポカを実感したい人はぜひ。

北海道など寒い地区に住む方には特におすすめです！

パネルヒーターにすると家中が暖かくなって、毎日快適に過ごせます！

ガス温水式パネルヒーターを設置する方法

実際にガス温水式パネルヒーターをつけたい場合は、まずは見積もりをしてみるのがいいですよ。

ガス温水式パネルヒーターを設置する場合は、

• ガス会社
• リフォーム会社
• ハウスメーカー・工務店

などに相談すると見積もってもらえます。すでに、家を建てるハウスメーカーが決まっている場合は直接相談してみましょう。

私は、ガス会社に見積りしてもらってからハウスメーカーに相談しました。

「ガス温水式パネルヒーター」を設置した感想、レビューまとめ

デメリットよりもメリットの方が大きいので、設置して後悔はしていません。

ガス温水式パネルヒーターのおかげで毎日、快適に暮らせています。

冬が吹雪いていても、外の天気が全く気にならないくらい暖かいです！

家に帰ってきた時から暖まれるのがすごく幸せです。