この記事では、ガス温水式ロードヒーティングを実際に１０年以上使っている私が『特徴』『使用感』『メリット、デメリット』について徹底的にレビューします。
- ガス温水式ロードヒーティングって実際に使ってみてどう？
- ガス温水式ロードヒーティングのメリットやデメリットは？
- ガス温水式ロードヒーティングって本当に暖かいの？
- ガス温水式ロードヒーティングはどんな人におすすめ？
こんな疑問はありませんか？
結論からいうと、自宅にガス温水式ロードヒーティングがあるのは最高です！雪かきに時間も体力もを取られずにゆっくり過ごせるのが最大のメリット！
- ガス温水式ロードヒーティングを選んだ理由
- ガス温水式ロードヒーティングを使ってみた感想
- ガス温水式ロードヒーティングの設置費用と使い方
- ガス温水式ロードヒーティングのメリット・デメリット
- ガス温水式ロードヒーティングがおすすめな人
ガス温水式ロードヒーティングが気になっている方、ガス温水式ロードヒーティングをつけようと思っている方はぜひ読んでみてくださいね。
ロードヒーティングをお得に設置する方法は？
ロードヒーティングは設置費用が100万円以上する高価な住宅設備。そのため、少しでもお得に初期費用を抑えたいですよね？
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ガス温水式ロードヒーティングとは、ガスで温めた温水を使って雪を溶かす仕組み
雪かきがつらい！雪かきにかかる時間をなくしたい！駐車場の除雪から解放されたい！そんな希望を叶えるのが『ガス温水式ロードヒーティング』です。
ガス温水式ロードヒーティングは、路面の下に設置したパイプにガスで温めた温水を流して、雪を溶かす仕組みです。
ガス温水式は、電気よりもパワーがあるので雪が多い地域や広範囲に設置したい時におすすめの方法です。
- 設置した場所の雪を溶かす
- 雪かきの大変さ、雪かきにかかる時間が激減する
- 凍結しないので転倒防止になる
- 出勤時、帰宅後の雪かきの心配をしなくていい
『ガス温水式パネルヒーター』を購入(設置)した理由
我が家がガス温水式ロードヒーティングした理由は２つです。
- 体力的な負担が減らせる
- 小さい子どもがいても安心
- 時短になる
体力的な負担を減らせる
ガス温水式ロードヒーティングを設置した１番の理由は、体力的な負担を減らしたかったからです。
雪かきは、雪が降ればやらなくてはいけない重労働です。
我が家は小さい子どもが2人いて、共働きだったので家を建てるなら「できればロードヒーティングをつけたい！」と思いました。
小さい子どもがいても安心
- 雪かき中に子どもだけで留守番させるのも心配
- 一緒に外に出ても、子どもが道路に出ないかハラハラ
- 吹雪の中、外で待たせるのも可哀想
- 車で待たせるのもガソリン代がかかる
夫婦ふたり揃っていればいいですが、どちらか一人の時は子どもを見ながら雪かきもする必要があります。
保育園から帰って来た時にも、雪が積もっていて車が止められないと雪かきをしてからじゃないと家に入れませんよね。
でも、ロードヒーティングがあれば子どもを見ながら雪かきをしなくていいし、帰ってからすぐ夕食の準備が出来るのでメリットが大きいなーと感じました。
時短になる
冬は雪の影響で普段より移動にも時間がかかります。このうえさらに、出勤前の雪かき、帰宅後の雪かきがあると大変です。
雪かきは時間がかかるので、雪かきの時間が減ればかなりの時短になります。
ロードヒーティングがあれば、帰宅後は雪かきにかかる時間の分、夕食の準備が早くでき、朝は雪かきがないぶんゆっくり朝ご飯を食べられます。
ガス温水式ロードヒーティングの設置費用は車２台分で90万～100万円
ロードヒーティングは設置する広さ、形で価格が変わりますが、我が家は車２台分の広さで100万円くらいです。
ランニングコストは使い方や、ガスの種類でも変わります。
我が家は都市ガスなのですが、今年の１月はロードヒーティングで1万5千円くらいかかっています。
ロードヒーティングをお得に設置する方法は？
ロードヒーティングは設置費用が100万円以上する高価な住宅設備。そのため、少しでもお得に初期費用を抑えたいですよね？
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ガス温水式ロードヒーティングの使い方
我が家ではガス温水式ロードヒーティングをこんな風に使っています！
普段は『自動モード』
我が家は玄関ドアの隣にリモコンを設置しています。
基本的に普段は自動モード。
自動モードは「降雪センサー」と「路盤温度センサー」の２種類のセンサーで勝手にオン・オフを判断してくれるので無駄がありません。
自動モードなら省エネで使用できる
自動モードを使えばランニングコストを抑えられます。
- 雪が降っていない時はオフ
- 雪が降っている＋路盤温度が低い時はオン
- 雪が降っていても路盤温度が高い時はオフ
- 雪がやんだら30分後にオフ
家にいなくても天気にしっかり対応してくれるのでとても助かります。
泊りや長時間の外出をしても、雪か積もる心配がありません。
さらに雪がない時に無駄に温めることもないので省エネできるんです！
保温ボタンで溶かす
短時間にたくさん雪が降ると、雪が残ってしまいます。
そんな時には「保温モード」を使います。
保温モードにすると雪がやんだ後もアスファルトを温めてくれるので、溶け残った雪を溶かすことができます。
「強制モード」はあまり使わない
強制モードは、ロードヒーティングをつけっぱなしにできます。
ガス代がかかるので、我が家ではあまり使いません。
ガス温水式ロードヒーティングを使って感じたメリット・デメリット
ガス温水式ロードヒーティングのメリットとデメリットをまとめました。
下の表をクリックすると好きなところから読めますよ。
メリット①時短になる
ロードヒーティングは雪かきにかかる時間を節約できるので、時短機器として優秀です。
雪かきは１度に30分から１時間くらい時間がかかることも珍しくありません。
1回にかかる時間が30分だとしても、雪が降り続ければ朝30分、帰宅後30分、寝る前30分で1時間半。
１シーズン分と考えるとかなりの時短です。
メリット②身体への負担が減る
ロードヒーティングがあると、雪かきのための早起き、雪かき疲れ、筋肉痛が防げるので体への負担を減らせます。
産前産後、持病がある、腰痛持ち、高齢の方には特におすすめです。
メリット③転倒を防げる
ロードヒーティングがついている場所は凍結もしません。
ツルツルにならないので、滑って転ぶ心配がなく、車から玄関まで安心して移動できます。
メリット④朝早く起きなくてもいい
ロードヒーティングがあれば、雪かきにかかる時間を計算して早起きする必要がなくなります。
Twitterでもこんな口コミを見つけました。
メリット⑤車の出し入れが楽
雪が積もらないので、車の出し入れが簡単にできるのもメリット！
車の周りに雪が積もってないので車の雪下ろしをするだけで、すぐに出かけられます。
帰ってきた時も車を停めるための雪かきをしなくても大丈夫です。
デメリット①道路との段差ができる
ロードヒーティングは設置したところと、道路との切り替わり部分に段差ができてしまいます。
段差が大きくなると車が傷つかないか心配になります。
段差が大きい時は、雪が積もっているところを少し除雪して段差をなだらかにすれば問題ありません。
デメリット②大雪だと雪が溶け残ることも
普段はロードヒーティングだけで大丈夫ですが、短時間でたくさんの雪が降った時には雪かきが必要になります。
「せっかくロードヒーティングつけたのに雪かきしなきゃだめな日もあるのかー」と残念な気持ちになりますが、やってみるとロードヒーティングがない時よりはすごく楽ですよ。
絶対雪かきしたくない！という時には保温ボタンをつけておけば時間はかかりますが溶かすことも可能です。
デメリット③シーズンの途中からは使いづらい
普段はロードヒーティングを使わないで、大雪の時だけ使いたい！と考える方もいると思います。
でも、雪が積もって地面が凍ってしまうと、中が空洞になってしまうので雪が溶けるまで、かなりの時間がかかります。
デメリット④初期費用とランニングコストがかかる
初期費用、設置後のランニングコストはどうしてもかかってしまいます。
お金はかかってしまいますが、雪のシーズンを楽に暮らせるのでメリットとデメリットをよく比べて設置を検討してみてください。
我が家は、メリットの方が大きいと考えて、ロードヒーティングを設置することにしました。
自治体によってはロードヒーティングを設置する時に「無利子」「利子の一部免除」などの優遇制度があります。
お住まいの自治体のホームページをぜひチェックしてみてくださいね。
ガス温水式ロードヒーティングを10年使った感想
新居にガス温水式ロードヒーティングを設置してから10年たちました。
結論から言うと、ロードヒーティングをつけて後悔はしていません！本当につけて良かった！と思っています。
雪が降っていることに気がついても「雪降ってきたねー」とのんびりしていられるのが幸せです。
雪かきで消耗しない！
ロードヒーティングがあれば、雪かきで体力も時間も消耗せずに暮らせるようになります。
雪かきの分の体力と時間を育児や家事に回せるのは嬉しいです。
１度使ってしまうと、もうロードヒーティングのない生活に戻りたくなくなりますよ。
後悔していること
先ほどデメリットでシーズンの途中からだと使いづらいと紹介しましたが、我が家もロードヒーティングをシーズンの途中から使おうとしたことがあります。
「今年はロードヒーティングを使わない！」と思ったのですが、途中で挫折。
やっぱり使おう！と雪かきしてみると下の写真のように地面が凍っていました。
このままでロードヒーティングを入れると、氷が溶けるまでにすごく時間がかかるので氷をぜんぶ割りました。
これが結構大変だったので、「失敗したなー」と反省しました。
ロードヒーティングは、シーズンの最初から使うのが絶対におすすめです！
後悔していることはこのくらいで、今のところ設置して後悔したことはありません。
ロードヒーティングを使わない年もありましたが、子どもが小さい頃や仕事が忙しい頃は、本当にロードヒーティングに助けられました！
もちろん老後も頼りにしようと思っています！
ロードヒーティングの口コミや評判は？
ガス温水式ロードヒーティング使っている方の口コミも調べてみました！
みなさん雪かきの心配がないのは最高！と実感しているようですね。
ガス温水式ロードヒーティングはこんな人におすすめ
- 朝早く仕事に行く人
- 小さいお子さんがいる人
- 仕事が忙しく時間がない人
- 雪かきをしたくない人
- 雪かきの時間を他の事に使いたい人
- 雪を捨てる場所がない人
- 体力に自信がない人
- 高齢の方がいる家庭
- 都市ガスの家庭
とにかく雪かきをしたくない人はもちろん、朝の出勤が早い人、忙しくて雪かきに時間をかけたくない人にもロードヒーティングはおすすめできます！
冬でも雪かきせずに帰宅後すぐ家に入れるようになります。
雪が降っても憂うつな気分にならずに過ごせますよ！
ガス温水式ロードヒーティングを設置する方法
ガス温水式ロードヒーティングを設置する場合は、
- ガス会社
- リフォーム会社
- ハウスメーカー・工務店
などに相談すると見積もってもらえます。
すでに、家を建てるハウスメーカーが決まっている場合は直接相談してみましょう。
実際にガス温水式ロードヒーティングをつけたい場合は、まずは見積もりして検討！
私はハウスメーカーに相談しました。
「ガス温水式ロードヒーティング」を設置した感想、レビューまとめ
ロードヒーティングは雪かきしなくていい！というのが最大のメリットです！
雪かきの疲労と心配がない生活はとても快適！
みなさんにもぜひ、体験してほしいです。
デメリットがあっても、私はメリットの方が大きいと思います。
吹雪いている中の雪かきも、雪かきのための早起きもなくなる「ロードヒーティング生活」は最高！
ランニングコストはかかりますが、今までの苦労はなんだったんだろう！！と驚くこと間違いなしです。
