圧倒的な乾燥力とスピードで大人気のガス衣類乾燥機「乾太くん」。ただ、その性質上、一戸建てにしか設置できず、賃貸アパートやマンションに住んでいる人は諦めている人が多いです。
しかし、最近になってから「乾太くん全戸標準装備マンション」が登場してきているのをご存知でしょうか?今回は
- 「乾太くん」がなぜマンションでは設置できないのか?
- 「乾太くん標準装備マンション」とはどんな物件なのか?
を解説していきます。
ガス乾燥機「乾太くん」とは?SNSで大人気の衣類乾燥機!
SNSやネットで人気のガス乾燥機「乾太くん」。5kgの洗濯物も60分でしっかり乾かすオパワフル熱風が特徴の乾燥機。ドラム式とは違い洗濯はできず、洗濯機から衣類を移す必要がありますが、圧倒的な乾燥力と仕上がりの違いで人気を博しています。
家庭用のガス乾燥機は国内では株式会社Rinnaiのみが製造販売しており、他に同様の性能の乾燥機はありません。
ドラム式洗濯乾燥機との違いはこちらの記事で詳しく解説しています。
>>ガス乾燥機「乾太くん」とドラム式洗濯乾燥機の8つの違い。
「乾太くん」はマンション設置が困難【工事が難題!】
大人気の乾太くんですが、最大のデメリットは設置のハードルが高いこと。乾太くんを設置する場合、設置場所にガス栓と排気を屋外に排出するための排湿筒を屋外に出すための壁穴が必要です。これらは一戸建てならさほど問題はありません。注文住宅なら設計段階で「乾太くん」を設置することを決めていればガス栓を増設、壁穴工事をするだけ。建売住宅でも簡単なリフォームで乾太くんを設置することができます。
リフォームで「乾太くん」を設置する方法・注意点はこちらの記事で詳しく解説しています。
>>「乾太くん」リフォーム設置する方法。注意点と業者の選び方を徹底解説
ただ、マンションに「乾太くん」を設置するのは難しいのが現状です。まず、一般的なマンションには洗面所やランドリールームにガス栓はありません。また、設置場所が外壁に面していないことが多く、設置場所から排湿筒を屋外に出すことが難しいです。分譲マンションだとベランダやバルコニーが広く、乾太くんを設置するスペースが確保できる場合もありますが、マンションのベランダは共有部分(廊下と同様)のため、管理会社や管理人の許可が必要です。建物に大きな工事(壁貫通)をするため退去時(売却時)の復帰が難しく、また近隣住民との騒音トラブル等になる可能性もあり許可を得るのは困難なのが現状です。
待望の「乾太くん」標準装備のマンションが登場!
そんな中、とうとう「乾太くん」標準装備のマンションが登場し始めました!それまでマンション希望で「乾太くん」を諦めている人も「乾太くん」を住居に設置し利用することができます。大手のマンション開発業者が手掛けているケースも多く、全室に「乾太くん」設置は本当に前代未聞です。
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