乾太くん欲しいけど、どうすればいいの?
うちって乾太くん設置できるの?
オール電化だけどガス乾燥機おけるの?
そんなあなたの疑問にお答えします。

- 「乾太くん」設置するための重要ポイント
- 「乾太くん」設置する時の注意点
- 「乾太くん」設置できない時の最終手段
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「乾太くん」設置する【4つのポイント】

乾太くんを設置する時は絶対に確認しなければいけない重要ポイントが4つあります。
- 設置スペースは十分か
- 設置場所にガス栓があるか、増設できるか
- 設置場所が外に面していて廃湿管を出す壁穴をあけられるか
- 何に設置するか(専用台・造作棚・直置き)
設置スペースの広さ:洗面所は2畳以上
乾太くんは大きいので十分な設置スペースが必要です。
上部と左右にスペース(4.5cm)を確保しましょう。
メンテナンスのスペースを考慮すると10cm確保できるとラクチンです。

ガス栓が必要:増設もできる
「乾太くん」は設置する場所にガス栓が必要です。
ガス栓の増設はガス会社でやってもらえますが、増設費用が掛かってしまいます。
設置場所が外に面しているか:排湿管が必要
「乾太くん」は排気を屋外に出すための排湿管が必要です。
そのため、屋内に設置する場合は設置場所から壁を貫通して屋外に出します。

そのため、設置場所は外壁に面していないと排湿管が家の中を横断することになります。

また、壁の材質や構造により穴をあけるのが困難な場合もあるので事前に確認が必要です。

壁に穴をあけられない場合は窓からでも大丈夫です

設置場所:第一候補は洗面所
乾太くんをどこに設置するかを決めます。
- 専用台に設置する
- 造作棚に設置する
- 床に直置きする
Rinnaiが販売している専用設置台は省スペースで設置できるので使っている人が多いです。
専用設置台は約2万円しますが、乾太くんのサイズに適していますし、万が一乾太くんが不要になった時は簡単に撤去できます。
専用台についてはこちらの記事で解説しています。
>>【乾太くん】専用台3年使った感想。3つの特徴とデメリット解説。
「乾太くん」設置するまでの流れ
具体的に乾太くんを設置する方法をケース別に解説します。
リフォームで設置する方法は別の記事で詳しく解説しています。
>>「乾太くん」リフォーム設置する方法。注意点と業者の選び方を徹底解説
一戸建て(注文住宅)に設置する

新築で乾太くんを設置する場合はガス栓や窓配置を調整できるのでハードルが低いです。
- 住宅メーカーに相談する
- ガス会社を決める
- ガス会社に相談する
まず、住宅メーカーに乾太くんを設置することを伝えます。
住宅を設計する時は次のことを考慮しましょう。
乾太くんを活かす住宅設計についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
>>「乾太くん」を活かす住宅設計【3つのポイント】。ベランダは不要。家事導線を意識しよう。
注文住宅の場合は設置場所・ガス栓・窓位置を乾太くんに合わせて調整します。
設置場所が洗面所の場合、ガス栓とコンセントを追加しなければいけません。
乾太くんを洗濯機の上に設置する場合、洗濯機の給水蛇口の高さも確認します。
次に契約するガス会社が決定して、乾太くんを購入したい旨を伝えます。
- 乾太くんを設置する場所
- 購入する乾太くんのモデル
- 設置日(住宅の引き渡し以降がおすすめ)
ガス会社に乾太くんを設置することを伝えれば、ガス栓の増設や壁穴工事について詳細に調整します。
建売住宅に乾太くんを設置するためにはリフォームが必要です。
乾太くんをリフォームで設置する方法や優良業者の選び方はコチラの記事で詳しく解説しています。
>>「乾太くん」リフォーム設置する方法。注意点と業者の選び方を徹底解説
>>「乾太くん」優良業者の選び方。【相見積もり】のデメリットと問題点を解説
マンション・賃貸に設置する

マンションや賃貸の場合は設置のハードルが高いです。
でも、不可能ではありません。
- 設置場所の確認
- 管理会社・大家さんに相談する
- ガス会社に相談する
結論として賃貸でも管理会社や大家さんの了承が得られれば乾太くんの設置は可能です。
ガス栓工事や壁穴あけ工事も必須ですが、賃貸だと退去時に現状復旧を求められる場合が多いです。
物件オーナーとしては「工事しても良いけど、元に戻してから退去してね」ということですね。
賃貸の場合は契約しているガス会社が決まっているので、ガス会社と設置場所・工事内容を詳細に詰めていきます。
この場合、管理会社も交えて打ち合わせするようにしてください。
あとからトラブルにならないために、打ち合わせに限らずガス会社と話した内容は全て管理会社にも共有しましょう。
オール電化で設置する

乾太くんはガス会社との契約が必要です。
電力会社契約だけだとガスを利用できないので乾太くんは使えません。

乾太くんを使いたいけどオール電化にしたい人はどうすればよいのでしょうか?
それなら、乾太くんのためにガスを契約すればよいのです。
オール電化でも後から都市ガスやプロパンガスを契約することは可能です。
最終手段「ベランダ設置+ガスボンベ」
賃貸だし、オール電化だし、乾太くんは設置できないかも・・・
そんな人でも最終手段「ベランダ設置+ガスボンベ」があります。
メリット:ガス栓や壁穴あけ工事が不要
ベランダ設置+ガスボンベならガス栓工事や壁穴あけ工事は一切不要。
必要なのは乾太くん+ガスボンベを設置するスペースだけです。
搬入も外から吊り上げれば設置できます。
デメリット:ランニングコストが高い
「ベランダ設置+ガスボンベ」のデメリットはランニングコストが高いことです。
ガスボンベで乾太くんを使用する場合、当然ですが定期的にボンベを交換しなければいけません。
およそ、8kgボンベ(プロパンガス)で3~4週間くらい使用できます。
8kgプロパンガスだと3000~4000円なので1か月で4000~5000円のガス代になります。
これは光熱費としてはかなり高いです。

ガス代を節約する方法はいくつかあります。
「乾太くん」設置方法のまとめ
乾太くんを設置するには一戸建て(注文住宅や建売)では可能ですが、マンションだと室内設置のハードルが高いです。
でも、マンションに設置して使っている人も多いので、気になる人はマンションの管理会社やリフォーム業者に問い合わせてみましょう。
- 設置スペースは十分か
- 設置場所にガス栓があるか、増設できるか
- 設置場所が外に面していて廃湿管を出す壁穴をあけられるか
- 何に設置するか(専用台・造作棚・直置き)
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