浴室乾燥機があれば乾太くんいらないよね?
乾太くんと浴室乾燥機はどっちが便利なの?
新築購入やリフォームで衣類乾燥機や浴室乾燥機を設置する人が多いですが、「浴室乾燥機あれば乾太くんいらないよね?」こう思っている人も多いです。
私洗濯物は浴室乾燥機で十分だと思ってましたが、乾太くんを実際に使うと生活が全然違うことに気づきました。
今回は乾太くんと浴室乾燥機を徹底的に比較し、かつ両方とも使う場合のメリットもまとめます。
「乾太くん」と浴室乾燥機の特徴
「乾太くん」はガスを燃料とし、ガスの力で洗濯物を短時間でふんわりと仕上げるのが特徴です。
厚手のバスタオルや乾きにくいジーンズなどの衣類のほか靴の乾燥もできます。
一方、浴室乾燥機は電気またはガスを燃料とし、浴室内に洗濯物を干すタイプ。
洗濯物を乾かしつつ、浴室内のカビ対策にもなるのが特徴です。
乾太くんの詳しい特徴や口コミ・レビューはこちらの記事で詳しく解説しています。
>>ガス乾燥機の乾太くんを徹底レビュー。やっぱり縮むけど絶対おすすめ!
「乾太くん」と浴室乾燥機を徹底比較
・乾太くん:リンナイ社製スタンダード8kgタイプ
https://rinnai.jp/products/sanitary/laundry_dryer/ldyer02_lineup
・電気式浴室乾燥機:リンナイ社製BRS-C101HR-CX-RN
https://rinnai.jp/products/bathroom/br_hotdryer/brs/spec
・ガス式浴室乾燥機:リンナイ社製RBHM-C419
https://rinnai.jp/products/bathroom/br_hotdryer/rbh/lineup/coverd_splashmist
- 参考情報
- *1回使用時の電気代=消費電力(W)×1h÷1,000×電力量料金(円/kWh)×使用時間(h)で計算(小数点第3位を切り捨て)
※1kWhあたりの電力量料金を、27円として算出(東京電力:従量電灯B 電力量料金26.48円を参考にしています)
*1回使用時のガス代=出力(kW)×3.6MJ/h×1h÷ガス発熱量(MJ/㎥)×ガス料金(円/㎥)×使用時間(h)で計算(小数点第3位切り捨て)
1kW=3.6MJ/hとし、ガス発熱量は東京ガスの都市ガスで45MJ/㎥、プロパンガスで99MJ/㎥として算出(小数点以下第3位切り捨て)
都市ガス 参考:https://home.tokyo-gas.co.jp/gas/userguide/shurui.html
プロパンガス 参考:http://www.lpg.or.jp/about_lpg/about_lpg01.html
都市ガス価格は東京ガスの東京地区等の「ガス料金表」(2021年9月)を参考に150円/㎥として算出
参考:https://e-com.tokyo-gas.co.jp/ryokin/Default.aspx?tik=1
プロパンガス(LPガス)価格は石油情報センターの東京都の「LPガス月別表」(2021年6月時点)を参考に534円/㎥として算出
参考:https://oil-info.ieej.or.jp/price/price_ippan_lp_gusu.html
※ガス型浴室乾燥機の場合電気代はほとんどかからず、約65Wで1hあたり2円で計算しています。
乾燥容量の比較:「乾太くん」は最大級。洗濯物を一度に乾燥!
乾燥容量8kgの「乾太くん」を使用した場合、大人1日分の洗濯物を2kgと想定すると、例えば4人家族であれば約1日分の洗濯物を一度に乾かすことができます。
また大容量なのでシーツや毛布、厚手のバスタオルなどの大判サイズのものを乾かすときに重宝します。
特に、洗濯物が乾かない梅雨や冬の時期におすすめです。
部屋干しすると洗濯物がなかなか乾かない上、部屋の湿度が上がりジメジメしがちに。
「乾太くん」を活用すれば、洗濯物が一気に片付くので、ストレスにもなりません。
乾燥時間の比較:ガス型浴室乾燥機は洗濯物2kg が約1時間。
ガス型浴室乾燥機は外部に設置した熱源機でお湯をつくり、お湯の熱を放出することで室内を暖めます。
電気型浴室乾燥機に比べ、ガス型はパワーが2倍。そのため時間も電気型に比べて短時間で乾かすことができます。
一度に乾かせる量は2kgと少なめですが、単身者の方や家族が少ない方の1~2日分程度の量を干すことが可能です。
特に夜に洗濯する方におすすめで、お風呂上がりの後に洗濯物を干せば衣類を乾燥させつつ、浴室も乾燥させることができます。
睡眠中に稼働させれば、朝には洗濯物が乾いている状態にできます。
ただ、ファミリーだと洗濯物が8kg以上の家庭が多く、浴室乾燥機では十分に乾燥できず、電気代が高くなってしまいます。
より多くの洗濯物を短時間で乾燥したいなら、8kgを80分で乾燥できる乾太くんがおすすめです。
ランニングコストの比較:ガス型浴室乾燥機は月1,600~2,600円
ガス型浴室乾燥機のランニングコストはガス代+電気代がかかるものの、電気代はほとんどかかりません。
1ヶ月あたりのそれぞれのランニングコストを計算してみます。
プロパンガスを使用した場合、1回あたりのランニングコストは約88円で30日間使用すると約2,640円です。
一方、都市ガスを使用した場合、1回あたりのランニングコストは約55円で30日間使用すると約1,650円となり、さらに安く抑えられます。
1ヶ月の費用を抑えたい方にはガス型浴室乾燥機がおすすめです。
乾太くんのランニングコストはこちらの記事で詳しく解説しています。
>>「乾太くん」ランニングコストを徹底比較。1回40円でドラム式・コインランドリーより安い。
設置費用の比較:電気型浴室乾燥機が最安!
ガス型浴室乾燥機は乾燥機本体のほかに外部に熱源機を設置する必要があるため、設置費用がかかります。
「乾太くん」も同じように、乾燥機の設置のほか配管工事や排気ダクトの穴あけ工事などがあるためそのための費用がかかります。
それに比べ、電気型は本体内部のヒーターが発熱して温風が出る仕組みであるため、施工も簡単でその分設置費用も安く済みます。
初期費用を抑えたい方にとっては電気型浴室乾燥機がおすすめです。
電気型浴室乾燥機の費用の相場は10万円以内ですが、依頼する業者によっては本体価格に工事費込みなどの場合もあり、費用をもっと抑えることができるかもしれません。
いくつかの依頼業者に見積りをとって比較検討してみるのが良いでしょう。
掃除・メンテナンスの比較:「乾太くん」はフィルター掃除が毎日必要!
「乾太くん」はフィルターに衣服などについたホコリ・ゴミがキャッチするため使用後の掃除が必要です(少なくとも3回に1回は掃除をおすすめ)。
ゴミの詰まりは温風にも差が出てくるので、こまめな掃除・メンテナンスはかかせません。
濡れたティッシュなどで拭き取れば簡単にゴミが取れるので、慣れるとそんなに手間に感じることもなくなるでしょう。
手間に感じる方は浴室乾燥機であれば、フィルター掃除月1回程度で済みますので、浴室乾燥機がおすすめです。
「乾太くん」と浴室乾燥機の両方を設置するメリット・デメリット
「乾太くん」と浴室乾燥機のそれぞれの特徴を解説してきました。
ここで「乾太くん」と浴室乾燥機のメリット・デメリットをまとめると、以下のようになります。
「乾太くん」と浴室乾燥機の両方置くメリットは洗濯物の種類や量、目的別に使い分けができることです。
家事時短や花粉やダニなどの予防の衛生面、洗濯の干す場所などが「乾太くん」のメリットです。
一方、浴室乾燥機は少量の物を速く乾かしたいときや傷みやすい衣類を乾かしたいときなどに良く、浴室内のカビ発生予防ができるという点がメリットです。
反対にデメリットといえば「乾太くん」、ガス型浴室乾燥機の場合設置スペースが必要であることと、本体のほかに設置費用(工事費用)もかさむことが挙げられます。
総合的には「乾太くん」がおすすめ
衣類の縮みやシワ、使用後の掃除、設置費用があるものの、家事の時短や仕上がり具合、衛生面、干す場所などから考えると「乾太くん」がおすすめです。
特に、家族が多くて洗濯物が多い方や普段、コインランドリーを頻繁に利用している方であれば、ランニングコストの面考えても十分満足のいくのではないかと思います。
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