乾太くんの家庭用と業務用って何が違うの?
業務用って家でも使えるの?
今回はそんな疑問にお答えするために、乾太くんの家庭用と業務用の違いを解説します。
ガス乾燥機の乾太くんとは?
衣類乾燥機「乾太くん」はRinnaiが販売するガス式の衣類乾燥機です。
ガス式特有の高出力のパワーで大量の衣類を短時間で乾燥できる優れもの。
乾太くんは国内メーカーが販売している衣類乾燥機では唯一のガス式で、ガス式を購入するなら乾太くん一択です。
乾太くんの容量サイズは3kg・5kg・8kgの3種類。
また、5kgにはスタンダードタイプとデラックスタイプが販売されています。
デラックスタイプは5kg容量しか販売されていませんが、スタイリッシュなデザインとホコリ取りフィルターの掃除がし易く人気があります。
以前は3kg・5kgしか販売されていませんでしたが、2019年01月に新たに8kg容量がラインナップに追加されました。
スタンダードとデラックスの違いはこちらの記事で詳しく解説しています。
乾太くん家庭用と業務用の違いは?
乾太くんスタンダードタイプの5kgと8kgには業務用も販売されています(通常は家庭用)。
見た目やメイン機能は家庭用と業務用で違いはありませんが、耐久性・乾燥時間・メンテナンスに違いがあります。
ファンベルトの耐久性が3倍
業務用は家庭用よりも高頻度の仕様が想定されるため、耐久性が高く設計されています。
業務用乾太くんではタンブラー回転を支えるファンベルトの耐久性が3倍です(家庭用と比較した場合)。
冷却時間が2倍でしっかり冷却
家庭用ではあまり意味がありませんが、乾燥後の衣類取り出し忘れ防止のため、業務用では冷却時間が2倍に設定されています。
これにより乾燥終了後の衣類温度が家庭用よりも7℃程度下がります。
ただ、コインランドリーなどで使用される業務用は使用後すぐに衣類を取り出す必要があるため十分な冷却が必要ですが、家庭用では多少熱くても取り出すのに問題ありません。
むしろ早く乾燥が終わった方が次の衣類の乾燥が開始できるので、業務用乾太くんを一般家庭で使用する場合はデメリットかもしれません。
セルフクリーニングフィルターで簡単お手入れ
乾太くんで一番面倒なお手入れのホコリ・糸くずの掃除です。
スタンダードタイプではフィルターは扉を開けたタンブラーの奥側に設置されているため、女性や子供では手が出どかないかもしれません。
ただ、手が届きさえすれば糸くずフィルターとセルフクリーニングフィルターが設置されているため、ホコリ・糸くずがまとまってフィルターにまとまるため容易に取り除くことができます。
コインタイマーも取り付け可能
家庭用ではあまり意味はないですが、業務用のためコインタイマーも設置可能です。
アパートなどに共有設備として設置する場合などにおすすめです。
価格が3.6万円高い
耐久性などの違いにより、業務用乾太くんは家庭用よりも高価格に設定されています。
希望小売価格で8kgの場合、家庭用:158,000円(税抜き)、業務用:194,000円(税抜き)。その価格差は36,000円です。
結構値段が違います。
乾太くんで業務用を選ぶメリット
乾太くんで業務用を選ぶメリットは耐久性ファンベルトのため耐用年数が長いことです。
逆に他のメリットはあまりないでしょう。
ただ、使用頻度によっては耐久性の良さを実感することは少ないかもしれません。
家族が多く洗濯物が多い場合は乾太くんを1日に数回使用する家庭もあるでしょう。
そうなるとファンベルトへのダメージも相当に蓄積されるため、業務用を購入することをお勧めします。
「乾太くん」家庭用と業務用のまとめ
乾太くんの家庭用と業務用の違いをご紹介しました。
業務用の乾太くんは家庭用よりも価格は3万円以上高いですが、高耐久ファンベルトを使用することにより耐久性が3倍になっています。
ただ、耐久性以外にも違いはあるものの、使用頻度が高くない限りは価格差を埋めるほどのメリットはあまり感じないかもしれません。
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