乾太くんってどうやって使うの?
ちゃんと乾燥できるの?生乾きにならないの?
洋服以外も乾燥できるの?
そんな疑問にお答えします。
乾太くんは何でも乾燥できる
国内唯一のガス衣類乾燥機「乾太くん」。
乾太くんは衣類しか乾燥できないって思っていませんか?
洗濯乾燥機だと洗濯した衣類を乾燥するだけかもしれませんが、乾太くんが違います。
洋服だけでなく、くつ・カバン・布団等など、なんでも乾燥できます。
洋服の素材を選べば全部の洋服を乾燥できます
「乾太くん」標準+厚物モードで十分
乾太くんは色々な乾燥コースが準備されています。
でも正直は「標準コース」だけで十分です。
私も9割は標準コースで乾燥してます。
迷ったら「標準コース」。ちょっと洗濯物が多いかな?と思ったら「厚物コース」で乾燥してください。
「厚物コース」は標準より約1kgほど多めの洗濯物を乾燥できます。
「乾太くん」おすすめの使い方
バスタオルを乾燥するとふわふわで最高
バスタオルは絶対に乾太くんで乾燥しましょう。
タオルは乾太くんで乾燥するとめちゃくちゃふんわりします。
本当に同じタオルなの!?と思うほどふんわりします。
天日干しだとタオルの繊維が寝てしまい、しかも紫外線で生地が傷んでしまいます。
タオル系は絶対乾太くんで乾燥してください。
「くつ」は1時間でしっかり乾燥できる
乾太くんならくつも1時間で乾燥できます。
くつを乾燥する時はタイマー機能を使いましょう。
乾太くんは重量で自動で乾燥時間を設定してくれますが、靴だと乾燥しきる前に終了しちゃいます。
乾燥時間は1時間で十分です。
小物乾燥棚を使えばくつがタンブラーで回転しないので型崩れを防げます。
乾太くんで靴を乾燥する方法はこちらで詳しく解説しています。
>>「乾太くん」は小物乾燥棚で「くつ」も乾燥できる。1足60分でしっかり乾燥。
布団を乾燥すればダニも除去できる
乾太くんは毛布やタオルケット、シーツも1時間で乾燥できます。
乾太くんなら天気を気にせずにいつでも洗濯できます。
とくに羽毛布団も乾太くんで乾燥するのがおすすめです。
乾太くんは約80℃の高温になりますが、ダニは60℃で死滅するので一網打尽にできます。
乾燥しすぎると羽毛の油分が取り除かれてしまうので15分くらいで十分です。
乾太くんで布団を乾燥する方法や注意点はこちらで詳しく解説しています。
>>「乾太くん」で布団のダニを一網打尽にしよう。羽毛布団も短時間なら大丈夫。
熱に弱い衣類は乾燥できない
デリケートな衣類は乾燥するのはやめよう
ガス乾燥機の乾太くんはRinnaiのホームページによる公表だと約80℃という高温の熱風で洗濯物を乾燥します。
熱に強い生地であれば問題ありませんが、天然素材などは熱に弱く、傷みや劣化の原因になります。
プラスチック素材の衣類
ポリエステルなどの化学繊維は熱に強いので問題ありませんが、衣類によっては滑り止めのゴム状素材は一部に使用されていることもあるので要注意です。
滑り止めや接着を目的とした材料は熱に弱いことも多く、乾燥することで脱着してしまうこともあります。
ニット系
ニットは必ず縮みます。
また、乾太くんはタンブラー回転による乾燥なので型崩れもすごいです。
どうしても乾太くんで乾燥したいのであれば、小物乾燥棚やデリケート袋を使用して乾燥しましょう。
温度も多少下がるうえ、回転しないため型崩れも防止できます。
ワイシャツやブラウス
ワイシャツやブラウスはシワが付くので乾燥には向きません。
ただこれは私が乾太くんに容量をギリギリ、もしくは超過した洗濯物を入れて乾燥しているからだと思います。
洗濯物が多いと洗濯物同士に揉まれてしまい、シワが伸びない状態で乾燥されてしまいます。
ワイシャツやブラウスを乾太くんで乾燥するなら以下2点に気を付けてください。
- 乾燥する洗濯物は乾燥容量の80%程度までに
- 乾燥が終わったらすぐに取り出す
ガーゼ系
ガーゼ系はめちゃくちゃ縮みます。
赤ちゃん用のガーゼ(顔を拭いたりするハンカチサイズ)を誤って乾太くんで乾燥したら、大きさが半分近くに縮んでしましました。
重さは変わらないので縮んだことで分厚くなるのですが、小さくなりすぎて使いづらいです。ハンカチに限らずガーゼ素材のものは乾燥しないようにしましょう。
サイズがシビアな衣類も要注意
人や衣類によっては「この服はこのサイズが良い!」というものもあるでしょう。
こういった衣類も乾太くんで乾燥することは避けた方が無難です。
なぜなら、乾太くんに限らず、衣類乾燥機で乾燥すると少なからず縮むからです。
乾太くんにはデリケートモードという熱に弱い生地の衣類に適した乾燥モードも備わっていますが、それでも必ず縮みます。
サイズが変わって困る!という衣類は乾燥しないようにしましょう。
乾太くんで乾燥する時の工夫
乾いたバスタオルを入れる方法
乾太くんで乾燥する時にちょっとした小技があります。
それは「乾いたバスタオルを一緒に入れる」方法です。
これは乾燥機で乾燥時間を短くする方法として有名な方法です。
ただ、乾太くんの場合はあんまり効果がないかもしれません。
もちろん、バスタオルを入れることで乾燥時間を短くすることができます。
でも数パーセントの時間が短くなるだけです。
数分しか短くならないです・・・
実際にバスタオルを入れる方法を試してみた体験はこちらで詳しく解説しています。
>>乾燥時間を短くする「乾いたバスタオルを入れる方法」が本当か試してみた。
柔軟剤シートを使ってみた
乾燥機用の柔軟剤も乾太くんには不要だと思います。
というか、ほぼ意味がなかったです。
乾燥機用の柔軟剤で有名なのは乾燥機用ソフランシート。
ソフランシート使ってみましたが、香りやふんわり感を感じれませんでした。
乾燥機用ソフランは石鹸みたいな香りですが、残念ながら洗濯物はいつも通りの自然な香りでした。
実際に乾燥機用ソフランの使用レビューはこちらで詳しく解説しています。
ドライヤーボールで乾燥効率アップ
乾燥機で一緒に入れると洗濯物がふんわり仕上がる・乾燥時間が短くなるというドライヤーボール。乾燥時間が短くなることでランニングコストの節約になります。また、衣類のダメージを軽減し長持ちさせてくれます、
ドライヤーボールは日本ではマイナーですが海外では一般的です。
ドライヤーボールの効果
- 乾燥時間が短くなる
- 衣類の傷みが減る
- 衣類が柔らかくなる
- 衣類のシワを防止
ドライヤーボールにはウール製とプラスチック製があります。
ウール製は耐久性が高く1000回以上使用できる製品もあります。
一方、プラスチック性はデザインやカラーが豊富でオブジェとしても使用できるカワイイデザインが多いです。
ドライヤーボールの使い方やデメリットはこちらの記事で詳しく解説しています。
>>ドライヤーボールおすすめ6選。選び方・使い方・デメリットを解説
乾太くんを使うときの注意点
乾太くんは優秀ですが注意点もあります。
詰めすぎると生乾き
大量の洗濯物を短時間で乾燥できる乾太くんですが、キャパオーバーすると生乾きになります。
乾燥容量をより多い洗濯物の場合は2回に分けて乾燥した方が良いです。
生乾きになるし、シワもついてしまいます。
乾太くんに詰め込んで乾燥場合の体験談はこちらで紹介しています。
>>「乾太くん」は本当に短時間で乾燥できるのか!?詰め込みすぎるとさすがに生乾き!
使い方を間違えると故障するかも
乾太くんで洗濯物を乾燥するときは、衣類に油脂が付着していないか確認してください。
油脂が付着していると乾燥により酸化して、発火する可能性があります。
発火する可能性は低いですが、万が一家事になったら大変です。
できるだけ気を付けてください。
「乾太くん」を使用する時の注意点はこちらで詳しく解説しています。
>>「乾太くん」を使うとき4つの注意点。油分が付くと火災の危険もあり。
乾燥中に停電したらもう一回乾燥する
これ、意外とよくあります。
IHクッキングヒーターのお宅は特に多いです。
こんな時、乾太くんで乾燥中だったらどうしましょう。
結論、諦めてもう一度乾燥しましょう。
残念ながら自動で乾燥はしてくれません。
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